あれだけの悲しみを
日薬は癒してくれる
あれだけの生の虚しさを
時は少しずつ流してくれる
代償は想い出
Cho-ちゃんの、柔らかな肌
Cho-ちゃんの、間の抜けた鳴き声
CHo-ちゃんの、体の匂い
Cho-ちゃんの、ふっくらとした身
今も手に、耳に、鼻に、目に残っているはずなのに
ガラス越しの景色のように遠い
失うことが辛すぎるのに
失なわなければ生きてはいけない
あの時、息を失ったCho-ちゃんに
「ありがとう」と言ったけど
悔しさや怒り混じりで
本当の感謝の言葉じゃなかった
まったく同じ姿のHaruを前に
否応なしに浮かぶ姿
決して涙は枯れないけれど
今なら素直に言える
必死で育てたポン君はもちろん
大好きだったよ、Cho-ちゃん
「ありがとう」
ありがとう