ヨウムと錦花鳥の詩 その一

2016年10月16日 09:00



ヨウムのバロ:


 ヨウムのバロの目

 すねた目

 うかがう目

 鏡のような

 歪んだ目



錦花鳥のcho-ちゃん:


 引きずっていた折れた脚

 楊枝のような細い脚

 治してくれる人がいる

 影があるから道だけど

 いつも必ず照らされる



錦花鳥のcho-ちゃん:


 飛ぶのが鳥と

 誰が決めた?

 手段の一つ

 目的は一つ

 あの人の温もり



錦花鳥のcho-ちゃん:


 甘い鳴き声は

 相手による

 遠い空を睨んでいても

 身を埋める場所はただ一つ

 生涯の伴侶はただ一人



ヨウムのバロ、錦花鳥のcho-ちゃん:


 小気味よく跳ねる雀

 可愛いが

 遠く及ばない

 触れた月日

 情は五感と時間でできている