ヨウムのバロ:
ヨウムのバロの目
すねた目
うかがう目
鏡のような
歪んだ目
錦花鳥のcho-ちゃん:
引きずっていた折れた脚
楊枝のような細い脚
治してくれる人がいる
影があるから道だけど
いつも必ず照らされる
飛ぶのが鳥と
誰が決めた?
手段の一つ
目的は一つ
あの人の温もり
甘い鳴き声は
相手による
遠い空を睨んでいても
身を埋める場所はただ一つ
生涯の伴侶はただ一人
ヨウムのバロ、錦花鳥のcho-ちゃん:
小気味よく跳ねる雀
可愛いが
遠く及ばない
触れた月日
情は五感と時間でできている
ヨウムと錦花鳥の詩 その一