ヨウムと錦花鳥の詩 その六

2016年11月07日 17:57

いつものシリーズを作りました。

今回もtetote、Creemaで販売しています。


一.

狂ったように飛び回り

今度は手の中

しばしの甘え

すぐに去れば

また静か

卵抱き包む時


二.

応えぬ卵

しびれを切らし

飛び出す白

一人では背負えない

重さのせい

忘れられない

温もりのせい


三.

誰よりも

冬の似合う

雪見のような

真白い姿身

暖かい部屋

誰よりも

身を縮める


四.

文句言い

いきなり笑い

名前呼ぶ

会話大好き

人のつもり

誰も居なくなれば

遠き鳥たち

吠えて応える

鳥になる


五.

イカの白

紙の白

雲の白

雪の白

何より光る

羽の色

一番近い白