ヨウムのバロは
この家と同じ年齢です
黒目のよちよち歩きで
ポン君の胸で一眠り
今ではすっかりわがままで
陽気な街の鳥たちの
鳴き声ばかりを真似します
人一倍大きな声で
時にはポン君の高笑い
調子にのってはいつも叱られます
人の物を取り上げては
噛み飽きるまで砕きます
さぞかし遊びに使うだろうと
おもちゃを買ってきたポン君は
まるで見向きもしないバロにがっかりです
ヨウムのバロは寂しがり
人撫で声もお手のもの
弱く呼べば可愛がってくれると知っています
でも
ポン君はすっかり慣れてしまって
今ではすっかり相手にしません
人の気を知ってか知らずか
今日も高らかに鳴き続けます
ヨウム,鳴き声