大空を舞う鳥は自由
それならば
ポン君の手の中
じっとうずくまるcho-ちゃんは
不自由なのか
子に恵まれない親は不幸
ならば、何度も何度も
無精卵を
ハアハアと、命を削って産んできたcho-ちゃんは
不幸なのか
人は見たいものしか見れない
だから、
権力者はひれ伏する者の声しか
賛美の声しか耳に入らず
民は羨望の声を求め
小さな挫折に癒しの声しか
聞きたくない
そんな人だけが、誰かの幸せを計ろうとする
深く身体を沈め
もう飛び回ることのないcho-ちゃん
大空を
飛び回る鳥は
いつまでも満たされない幸せを探し続け
cho-ちゃんはポン君に見守られ、老いていく
鳥の飛ばない日
誰かが不幸せだとは
到底思えない
飛ばない鳥