もう卵を宿すことがなくなって
やっと毎日ご機嫌な日が続いて
このままゆっくり過ごして欲しいと願っても
あれだけ生み苦しんでもまだ
背負わせるか
もう宿すこともままならないのに
苦しみだけが
小さな身体を襲う
楽園は苦痛の果てに
楽園は夢の中に
楽しい時は束の間
どうして一生続くかのように思えてしまうのだろう
苦痛をまた一つ乗り越えられるか
明日へとまた命を繋いでくれるか
白き小さな背中に
何度目かの願い
いつまでも生きてくれたらいいのに
命,背中