想い出はvaloの中に

2016年06月25日 21:33

「みっちゃーん」

ポン君の声で

いつもご機嫌
 
「ちょーちゃーん」
 
「はるー」
 
白き錦花鳥たち
 
ポン君の声はますます跳ねて
 
valoもどんどん調子づいて
 
「うるさいよ、バロ」
 
「はっはっはっは」
 
仕舞には
 
ポン君の電話の会話に笑い
 
時折
 
「ゆるー」
 
ちょーちゃんと一緒に居た錦花鳥
 
今は亡きyuruの名
 
忘れはしないものの
 
valoが呼ばなければ
 
いつ思い出すとも知れない
 
教えるような
 
叱るような
 
懐かしい呼び声に
 
ふと、我に返る
 
知ってか知らずか
 
その時のvaloの瞳は
 
まん丸で
 
真っ黒で
 
澱みなく
 
じっと見つめている
 
そうして
 
誰一人忘れないようにしてくれるだろう
 
一番最後まで残るであろうvaloは
 
これから
 
どれだけの名を覚えなければならないだろう