隙間って
思ったよりもやっかい
空いてないつもりだから
ちゃんとしているつもりだから
ポッカリと空いた穴の大きさは計れなくて
何も知らない無垢よりも
傷はもっと深くまで切れ込んでいて
あれだけ瞬いていた時は
体を抜けて過ぎるまで
あまりに遅く、無口で
怒り、叱咤、威圧の間
平気な顔で
「チョーちゃんー寂しいよー」と笑うポン君は
すっかり笑い声を失って
無駄口だけが頼りだった
ヨウムのバロも
次第に無口になって
静かな家
Cho-ちゃんの墓に挿した一輪の花
もう一月も立つのに
まだ咲いている
隙間