いつも一緒に居て
気付かなかった
君らの想い
ずっと一緒に居て
思い至らなかった
君らの命の意味
時の重さ
まるで違う
十五分の一寿命
一年は十五年
やたら寂しがりだと
やたらと鳴き悲しむのだと
呆れることもあった
三時間は、もう二日
お出掛けの一時
どれだけ待ち続けたろう
夜はあまりに長く
やっとの朝の寝ぼけ顔
重い闇が消える時
歓喜の声に小躍り
何もかもが
十五分の一で十五倍
ああ、それなのに
君らの時間を
どれだけ粗末にしただろう
君らの想いを
なんと軽く扱っただろう
一命の重さ、一生の尊さは同じ
ほんの一時
されど
ずっとずっと永い時
そんな時間を君達は生きている
寿命,時間