白錦花鳥になって
飛んでみる
すぐに疲れて休むだろう
一体どこで?
人ならば
鳥好きでなければ
何をされたものか
出来るならある程度放っておいてくれて
適度に相手をしてくれる人
寒い時は温めてくれて
暑い時はいつでも水浴び出来るよう
綺麗に入れ替えていてくれて
場所ならば
天敵の居ない場所
屋根があって雨や雪や日差しから守ってくれる場所
寒くもなく
暑くもなく
なるべく近くに餌があること
寝たいだけ寝て
飛びたい時は飛べて
食うに困らない
そんなところは一つだけ
当たり前の
いつもの家が一番だと
きっと
白錦花鳥になってみればよくわかるだろう
でも
それが当たり前で
もうこれ以上の暮らしはないんだと思うのは
贅沢だけれども
今一納得できないのは
満足そうに毛を繕う
白錦花鳥に見下げられるだろうか
鳥よりも貧しい心
そんな心で
白き鳥を持つ
貧しい心,白き鳥