なにをしても
おこられないcho-ちゃん
すこし髪の毛を引っ張るだけで
払いのけられるharu
いつもポン君のてのなかのcho-ちゃん
いつもひとり遊びのharu
水浴びの苦手なcho-ちゃん
大好きなharu
台所が大好きなcho-ちゃん
ガジュマルの木が好きなharu
「ぺー」の一言で
すべての感情を表現するcho-ちゃん
なにをしてもらうと
ひたすら鳴き続けるharu
卵を産んでも一時も抱かないcho-ちゃん
ひたすら温める律義なharu
足の長くなった秋の日差し
白い羽は生まれかわったかのようにまぶしく
黒く丸い瞳は
少し潤み
一点を見据える
二つの塊りは
阿吽のように対で
ポン君の周りを見回る
安らぎ、怒り、笑い
映し出される感情は違っても
愛らしい
愛しき
愛おしい塊り
朱色の嘴が空を仰いで鳴くと
光りの使者は天へと帰っていく
白錦花鳥,秋