この道は
知らない道ではない
幾重もの足跡
幾筋の道
先人たちの残した道
でも
右にも左も
すっかり荒れ果てて
この先へ
もっと先へと行かなければ
ずっと先の天へと辿り着かなければ
守り、与え続けてくれた自然
親兄弟、見知らぬ人たち
朽ちゆく大地
もう「生」を育くむことはない
ここを離れよう
守られることを終え
守るために
いつだって一人じゃない
足跡のない土地も、いずれは道になる
今、誰の眼前にも
真白の土地が広がっている
道,希望