今日は朝からずっと雨
雀は鳴かず
ヒヨドリもこない
家の中の鳥たちも
前触れに脅えるように
いつになく黙り込んで
雨音が
こんなにも時を支配している
白キンカチョウのcho-ちゃんは
ずっとポン君の手の中でうずくまり
haruは産み立ての卵を
おかあさん気取り
もう三日もじっと温めて
一階のヨウムのvaloは
得意のおしゃべりも
声は小さく
途切れ途切れ
雨音だけが部屋に溢れる
誰も鳴かない日
雨のせい
雨は運んでくる
憂鬱さ
息苦しさ
閉塞感
はかなさ
負のような行為も
生の根源
雨の挙動は、生命の全てに及ぶ
おそらく
地球上の全ての生物が束になっても叶わない
地球の営み
宇宙の営み
一段と激しい雨音
存在すら無に等しい
鳥も人も
誰もがひれ伏する日
雨