雨音ばかりが
頭の周りを浮遊している
すっかり春のこの日
籠の中のcho-ちゃんの姿
餌箱に埋まる白色は
すっかり色褪せて
うつろなのは重い空のせいか
激しい雨が、cho-ちゃんとの間に降り注ぐ
ついこの間まで
引っ切り無しに「出して」の催促で飛び回っていた
もう見る影もない
衰えが、どうしてこうも早いのか
鳥の一生は瞬く間
それでも
明日は晴れるらしい
そうなれば、彼女も少しは元気になるだろう
今は圧倒的な銀色の雨も
明日になれば光り輝いてくれるはずだ
雨,白,鳥籠