魂の重さ

2017年01月20日 19:08


魂の重さって

どれくらいだろう

個体によって違うのか

体の大きさで違うのか

脳の大きさで違うのか

人によって違うのか

種によって違うのか


きっと誰も

そんなものは存在しないと言うのだろうけど

抱いたものにしかわからない


生きている暖かさ、冷たさ

鼓動の強さ、弱さ

宿した苦しみ、一時の安息

いつも手の平に感じてきた

いつも手の平で生きていた


もう動かない身体を

最後に包むとき


流れる涙の分

想い出の分

行き場を失いつつある愛情の分


死が近づくにつれ

どんどん軽くなる

終わりを前に

何を捨てて

何を失うのか

もう声にならないから

終わりを伝えるかのよう


命を失った体は

どうしてこんなにも軽いのか

抜け殻、剥製

宿らない命を思い知らせるかのように

あまりにも軽い


魂の重さ

命の重さ

想いの重さ

愛情の重さ


全てを手の中に置いて

君は去って行った