(ラインスタンプ 錦花鳥のチョーちゃん1 より)
これまでずっとモチーフにしてきたCho-ちゃん
宿卵のたびにヨロヨロ
命の明日への弱さ、脆さ
さんざん不安にさせて
いつもなんとか甦って
何度も何度も同じことを繰り返して
脚を折って
一ヶ月の安静も
狭い場所を駆けずり回り
蟹股にくっついた脚は物をつかめず
四年も過ぎて
やっと卵を宿すこともなくなって
ゆっくりと老後を過ごしていたのに
生ある限り
次なる世代のために
体は命を宿そうとする
決して孵ることのない卵であろうと・・・
いつもなら
ホットカーペット上でほとんど動かず
ご満悦なのに
落ち着かず
あっちへフラフラ
こっちへフラフラ
ついに丸く塞ぎ込んで
食べなくなる
白濁の排泄物
命を繋いでいた水ももう飲まず
迫り来る運命に立ち尽くしてしまう
ずっと頭を撫で
声を掛けるポン君
くちばしを僅かにパクパクと動かすCho-ちゃん
答えようとしてか
苦しいからか
痙攣の度に
力を失っていくのに
それでもまだ
僅かに動くクチバシ
三度目の痙攣の後
ついにポン君の呼びかけにも動かなくなる
「ありがとう、Cho-ちゃん」と言いながらも
終わりを受け入れられない
いつも消えそうな火だったのに
決して消えることのない火だったから
まだまだ続くのだと
穏やかでいたのに
突きつけられた現実
これまでの幸せが恐怖にかわる
寝ているかのような綺麗な寝姿
最後まで生きようとした
最後までポン君の声に答えようとした
確かにあった絆だけを残し
Cho-ちゃんは永遠の眠りに就いた
想い