yuruと言うオスの錦花鳥2

2016年07月30日 08:04


cho-ちゃんの次にポン君に育てられたyuru

ポン君がcho-ちゃんを可愛がる横で

cho-ちゃんがポン君に甘える姿を目の当りに

cho-ちゃんとポン君の関係に憧れを抱き

頬を赤らめ

一日一日を

一時一時を

耐えているうちに

いつの間にか立派なオスになっていて

「ぴよ、ひょろひょろひょろろ」

「ぴよ、ひょろひょろひょろろろ」

誰に教えてもらった訳でなく

パーティーの始まり

大きく歌声を奏でます


そこここで

yuruを叱り、追いやっていたcho-ちゃん

次第に、突かなくなり

次第に、目が離せなくなり

次第に近付いて

届くはずのなかった想いは

成就し

驚くポン君の前

声は一つに重なります


気ままなcho-ちゃん

yuruが求める時は

ポン君の手の平に蹲り、知らん顔

かと思えば

突然ステージに現れて

妖しい腰を振る


いつもcho-ちゃんペース

でも、いつだってyuruは

文句の一つも言わず

怒ることなく

重なり合う


まったく突然の死

誰にも疎まれることなく

誰にも怒られることなく

誰よりも人に気持ちを知っていたyuru

いつまでも続くはずだった日々

間の抜けた歌声は

もう聞けない


何も知らず、何度もステージに現れるcho-ちゃん

白い尻尾は空を切り

すぐに現れるはずのヒーローは来ない

cho-ちゃんは周りを見渡し

不思議そう


cho-ちゃんが忘れる日まで

いつものステージの上

優しく眺めていた

yuruの影