記事のアーカイブ
2016年05月16日 23:40
細胞は思考する
細胞の一つ一つが
求め
嫌悪し
危険を感じ取り
記憶を蓄積し
DNA(細胞の脳)へと刻んでいく
きっとそれぞれに役割があって
彼らの集まりが一つの機能をしていて
脳などは
その一番の集積場所で
莫大な情報量を処理するだけの場所で
「感情」は
もう肉体で感じていて
脳の大きさはただ単純に
それらの感情を
瞬時に誤魔化すため、複雑な利害関係を計るために目まぐるしく働くだめで
「嫌い」とか「好き」とか「怖い」とか「安心」とかは
もうずっと前に判断されている
小さな鳥のcho-ちゃんの瞳は
いつも物語る
白い塊り
じっとうずくまり
その時を知りながらも
悲壮はない
古傷
2016年05月15日 08:35
この道は
知らない道ではない
幾重もの足跡
幾筋の道
先人たちの残した道
でも
右にも左も
すっかり荒れ果てて
この先へ
もっと先へと行かなければ
ずっと先の天へと辿り着かなければ
守り、与え続けてくれた自然
親兄弟、見知らぬ人たち
朽ちゆく大地
もう「生」を育くむことはない
ここを離れよう
守られることを終え
守るために
いつだって一人じゃない
足跡のない土地も、いずれは道になる
今、誰の眼前にも
真白の土地が広がっている
2016年05月07日 19:15
錦花鳥って
大人しい鳥だと
思ってた
小さくて
ぷよぷよ
ふわふわしていて
まるで頼りないけど
平和で、癒し
縞から純白
紋様は様々
南生まれの優しい風貌
錦花鳥って
大人しい鳥だと
思ってた
激しい気性
独占欲
生存競争=血を見るかのような縄張り争い
求めるものが大きすぎて
愛情があまりに厚すぎて
小さい体
守られるために特化した武器
脆さ=愛おしさ
人間と同じー!
存在=主張
言ったもん勝ちの
言わなきゃ損損
生=貪欲
恥じることなく曝け出し
愛=憎
とぼけた顔して
紙一重の「何か」を知り尽くしている
&
2016年05月05日 10:10
ダルマ顔、
真っ赤な尻尾のアフリカン・グレー。
十歳になったヨウムのバロは、
大好きなポン君そっくりの声で
お客を迎え、
家族を呼び、
電話を真似、
大声で笑います。
「ウルサイヨ」
近頃覚えた言葉。
一人ではしゃいでは、
一人で注意。
これにはポン君も呆れ顔。
叱ることもなくなると、
バロはますます大きな顔。
ついには、リビングから
玄関先へと移動されます。
立派な館こそもらいましたが、
家族から離れたことで
大変です。
おもちゃを食いちぎり、
床の針金格子を折り曲げ、
扉を強く揺さぶります。
誰も来ないと泣き叫び
誰か来ると「遊んで」と大騒ぎ。
「うるさいよ」
ポン君の声にも力が入りま
2016年05月02日 19:09
白錦花鳥の二人は
いつも一緒に首を傾げ
同じリズムで餌をついばむ
cho-ちゃんが水を飲みに下りれば
Haruもすぐさま追いかける
cho-ちゃんが寝れば
Haruも寝る
同じ店に蹲っていた塊り
三年分の距離
姉妹か、従姉妹かもしれず
二つの同じ顔は、同じ仕草を繰り返す
なのに
顔を合わせればいつも喧嘩
cho-ちゃんがいきなり飛びつくと
もうHaruは逃げ飛んで
それでもまたいつしか近寄って
一時の休戦
でも、すぐに緊張
右に左に追い掛けっこを始めます
定めなど関係ない
本能など知る必要もない
感じるままの二人は
もしかしたら血縁のある二人は
ずっとこのままでいるのだろうと思うと
どうしてか
2016年04月29日 18:04
大空を舞う鳥は自由
それならば
ポン君の手の中
じっとうずくまるcho-ちゃんは
不自由なのか
子に恵まれない親は不幸
ならば、何度も何度も
無精卵を
ハアハアと、命を削って産んできたcho-ちゃんは
不幸なのか
人は見たいものしか見れない
だから、
権力者はひれ伏する者の声しか
賛美の声しか耳に入らず
民は羨望の声を求め
小さな挫折に癒しの声しか
聞きたくない
そんな人だけが、誰かの幸せを計ろうとする
深く身体を沈め
もう飛び回ることのないcho-ちゃん
大空を
飛び回る鳥は
いつまでも満たされない幸せを探し続け
cho-ちゃんはポン君に見守られ、老いていく
鳥の飛ばない日
誰かが不幸せだと
2016年04月28日 18:42
あなたが人なら
どんな女性だろう
純白の身体を震わせ
高らかに鳴く
ついこの前まで雛だった
まだまだ幼いはず
活発で、悪戯で、多くの気紛れ
時に、あまりに優しい毛繕い
あなたは
私を同じ鳥だと思っているのでしょうか
目があって、口があって
羽のような手があって
身体があって
鳥と人との違いを知っているのか
知りたいと思っているのか
知るまでもないことなのか
賢鳥のあなたには
きっと、取るに足らないことでしょう
小さな身体の
大きな瞳を
真直ぐ向けられると
理屈を要する愚人は
あなたが人なら
どんな女性だろうと
想像してしまうのです
2016年04月25日 23:07
決して
目を逸らして生きているつもりなどなく
しっかりと腰を据えて物事を受け止めているつもりでも
どうしてか
いつもずっと後になって押し寄せる
止まらない感情
ああ…
嫌になるわ
おじいちゃんが死に
おばあちゃんが亡くなり
父が消え
ついには母も没し
あの時、この手に抱いた実感も
思えば上の空
向き合っていたはずが
あの暖かい温もりを知っていたつもりが
偽りに似た感謝しかなく
悲しみは失った己の欠片のみ
もう、嫌になる
どれだけ愚かだっただろう
まるで教えてくれるために、誰も彼も消えてしまった
次に何が繋がるだろう
何を求めたのだろう
でも、それも自惚れ
ついには独り
自らの消滅を、未だに受け
2016年04月17日 18:07
大きさってなんだろう
まるで意味もない
平気で蟻を踏み潰して
馬の高さに驚いても
小さな手の中の
小さな白い塊りのcho-ちゃんは
怒ると全身を伸ばして突きます
時折立ち止まり
難しい顔で悩み
卵を宿すと
もうすっかり背を向けてしまい
俯いてまったく動きません
小さな塊のcho-ちゃんは
不機嫌顔
コップの中を覗き込み
食べていると寄ってきては
欲しいものに無心で求め
お気に入りのポン君の手の中で
一輪の花になり
気にらない物には襲いかかり
人は脳の大きさで優劣を付けたけど
こんな小さな頭でも
恋の相手をきちんと選んで
人間が、どんな姿をしても
きちんと見分けて
自分の居場所をしっかりと作りま
2016年04月15日 21:01
錦花鳥のCho-chanフィギアの販売を開始しました。
ハンドメイドでまだまだ未熟な作成技術ですが、イラストを元にしたフィギアです。
白錦花鳥なので、ほぼ白色です。
一度覗いたって下さい。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/mitsu-zo/
アイテム: 141 - 150 / 166