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2017年03月14日 19:03
まだ幼いクー療養中だったHaruに興味出てくればいつしかいつも後ろを追い掛ける仲間だから、そう知ってはいても軽くため息いつもすぐに戻ったポン君の手の平は空の時間が増えてまだ羽の癒されないHaruは威嚇しても引かないクーに手を焼いてそういえば先のCho-ちゃんをいつも追い掛けていたHaruCho-ちゃんの本気の突きにすっかり萎縮してなかなか近づけないのに離れない今のHaruとクーとは全然違うけれど繰り返す時を目の前にしてまたしてもCho-ちゃんが生き返る幼かったHaruも以前のCho-ちゃんの姿みたいになってでも、少し臆病なのはCho-ちゃんの突きが痛かったから?だからHaruは本気で突かない?
2017年03月08日 13:30
療養二週間狭い場所からやっと解放思いっきり飛び出るかと思いきや大きく開いた天井をいつまでも見上げるだけあれ程邪魔だった低い空にすっかり慣れてすっかり落ち着いていた羽が動かないことを低い天井のせいにして思うようにいかないことを狭いカゴのせいにして傷付くことはなかった開かれた自由な大空を前に鳥だから鳥ゆえに飛ばなければならない一時の間やっとのことで飛び出したHaruの体はあまりに呆気なく地に落ちる驚きと戸惑い怖れていた現実あまりの力の無さ茫然とするHaruに手を差し伸べるとひょこんと飛び乗り丸くなりか弱い声そして、すぐ脇を幼なく小さなクーが飛び回る人の世でも何度も見て来たような握る手の中はHaru
2017年03月03日 07:48
新顔のクーはいつでもまっしぐら行きたいところへ一っ飛び入りたいところへ力づく突きたいものも恐れない療養中のHaruとの対面幼いクーは喜び跳ねてガラス越し初めての障害に不思議そう驚いたのはHaruの方首を伸ばし、大きな目を一段と広げじっと見る互いに知らないなのに大きく違う未知への興味と未知なる不安怪我で心が弱くなっているからさんざんCho-ちゃんに苛められたから一年半、幼いクーより生きてきたから仲良くして欲しいと願ってもこればかりはHaruやクーにも、誰にもわからない小さな身でも小さな部屋でも生の大きさは変わらない
2017年02月27日 18:52
ヨウムのValoはますますうるさくなって療養中の錦花のHaruはそわそわ落ち着かなくなって浮き足立つ空気新顔のクー気にするはずもないポン君も慣れたものでクーに愛情を注ぐValoは意味不明の雄叫びあげてHaruは右へ左へ行ったり来たり二羽はほとんど篭の中でも、出られる時を楽しみに甘えた鳴き声してみたり飛んだり跳ねたりしてみたりそれで良かったはずなのに泣き叫べば餌に優しい呼びかけ笑い声、抱かれクーの求めは止まない幸せのライトは全てクーへ「どうして私は出してくれないの?」「どうして私はかまってくれないの?」ピーピーピーピー、ピーピーピーピーもうCho-ちゃんとの幸せや最後の悲しみの詰まっていた部屋も
2017年02月24日 18:18
隙間を埋める新たな命餌を求める声が響き渡るもうとっくに日常を取り戻している錦花鳥のHaruやヨウムのValoがいくら鳴いても置き去りだった部屋何も恐れず、遠慮なく口を開く雛を囲んで久しぶりの大きな笑い声見慣れたはずの一つ一つの挙動に歓声真白いCho-ちゃんやHaruとは違う茶色の毛並雀のようで、狸のようで小さな口は大きく開き小さな身体は誰よりも一番大きく鳴くポン君の大好きだった「Cho-ちゃん」の呼び声は「クーちゃん」に代わってまたこれから長く、短い物語を紡いでいきます
2017年02月22日 18:41
起こる事すべてがどこかへ導かれる道ならばCho-ちゃんの死は何を示しているのか起こる事すべてに宿命があるのならばHaruの怪我は大きな定めがあるのだろうかHaruとの接触一度目は一週間の静養痛めた脚はCho-ちゃんと同じ右の脚二度目は羽を痛めて深夜の救急まるで元気のなかった夜を越えてじっと我慢の産卵痛い体なのに宿命は容赦ないでも、いつまで経っても出て来ない長い陣痛の後息も絶え絶え股の下に白い丸不注意で怪我をさせてそれでも健気に運命に従い乗り越えるCho-ちゃんの死からどうにも全てが調子狂ってまるでHaruに悲しみを全て背負わせているようで言葉を使う資格もない顔を項垂れ見下げると右往左往のHar
2017年02月18日 22:15
隙間って思ったよりもやっかい空いてないつもりだからちゃんとしているつもりだからポッカリと空いた穴の大きさは計れなくて何も知らない無垢よりも傷はもっと深くまで切れ込んでいてあれだけ瞬いていた時は体を抜けて過ぎるまであまりに遅く、無口で怒り、叱咤、威圧の間平気な顔で「チョーちゃんー寂しいよー」と笑うポン君はすっかり笑い声を失って無駄口だけが頼りだったヨウムのバロも次第に無口になって静かな家Cho-ちゃんの墓に挿した一輪の花もう一月も立つのにまだ咲いている
2017年02月08日 18:27
錦花鳥のCho-ちゃんよりずっと先に家に居たヨウムのバロ初めて家に来た雛の時から知っている皆の視線はCho-ちゃんに一人寂しいこともしばしば妬みを知るかグチグチ文句言い時折叫びひどく痛んだ心突然家から消えた「チョーちゃん」の言葉を知らない筈はない「チョーちゃん」知ってか知らずか、バロは言う場所を奪われた相手愛情を削り取られた相手いつも自由に飛び回っていつも手に抱かれて憎むしかないはずの相手の名上を向き横を向き頷いて「チョーちゃん」上を向き横を向き頷いて「チョーちゃん」ポン君の声色ポン君の発音見上げる顔は爽やかでいつも通り能天気褒めて欲しいと見つめてる何も変わらないバロが居てくれるから日々を日常
2017年02月03日 20:15
一度空いた穴はもう二度と塞がらない一度愛することを知った心はもう一人ではいられない人は忘れる生きるためにずっと、それが自然のことだと思っていたそれなのに違う・・・忘れたくても忘れられないもの絶対に忘れてはいけないもの不確かで不安定で不明でありそうで、なさそうで暖かそうで、温そうでなのに当たり前に居て当たり前に笑って忘れることに何の価値も喜びもない忘れないられないことで打ちのめされながらも忘れないことでしか生きてはいられない矛盾でありながら、当然でありなんの身じろいもせず背後にそびえる後から後から溢れてくる気持ち行き場のないことなど百も承知なのに、止められないいつの間にか大きくなっていったCho
2017年01月31日 17:35
自由気ままだったはずのHaruCho-ちゃんが居なくなってかすっかり甘えん坊目の上のたんこぶだったか憧れの先輩だったかすぐに寄ってきて離れない足りないものに脅えて持て余した愛の行き場はなくて寄り添い慰め合うようででも、ポン君は一人Cho-ちゃんと大の仲良しだったからCho-ちゃんがHaruを寄せ付けなかったから一番寂しい時に誰かを抱いていたい時に一人愛深き錦花鳥Cho-ちゃんが居なくなった時のためのポン君の癒しのはずだった愛深き錦花鳥皮肉なことに愛深き故に寂しさを際立たせる
アイテム: 31 - 40 / 166
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