潤んだ目
2016年01月30日 22:30

ゴマ粒のよりも小さな目でも
人以上にものを言う
鳥のCho-ちゃん
この地に踏み込んでもう三年半
精密な機器よりも小さな身体は
雌の性といい
突然のアクシデントといい
随分と大きな負荷を背負ってきました
人(鳥)生五年
あれほど必死だった産卵の気配も既になく
望むとも望まないとも近づく終末を
いとも簡単に背負って
餌の詰まった箱にまたがり
ただ、ついばみ
なすがまま
この一時だけのための姿に
時折胸を痛めては
己の小ささ、自惚れに悩み、持て余し
敵わないと思い知るのです
イラスト本
2016年08月27日 20:41
ここ数日haruが産卵で動けないためほとんど遊んでいませんいつもならうっとうしいとしつこいと苦笑いなのにじっとおとなしく、籠にうずくまるharuに物足りなさを感じて篭を開けても出て来ないharuに寂寥をおぼえて毎日が与えてもらっていたのだと知る事になるとは迷惑がっていた過日に到底、思うことはありませんでした買う、買われるも飼う、飼われるとても対等ではないはずの関係も命 対 命でまったくもって対等で身体が大きいから偉いとか脳が大きいから賢いとかまるで無意味人の心はあまりに隙間が多すぎてだからこそ敬うものも数えきれない程あってその筆頭にharuやcho-ちゃん、valoがいるのだと少し寂しい夜に一
2016年08月21日 09:30
ヨウムのvaloが、クチバシを床に擦るたびオカメのプーちゃんを思い出すヨウムのvaloが、撫でで欲しいと頭を下げるたびオカメのプーちゃんと重なります全然、仲良くなくむしろポン君の奪い合いでライバル何も気にしないあるがまま自由気まま滅多に怒らないプーちゃん一人が嫌いポン君の肌が無いと一心不乱不安で泣くvaloプーちゃんの黒い羽はスーツ肩を怒らせて水平歩行クチバシを床に「シー」と滑らせながらポン君の先導は誰にも譲れない「ホーホー」満足げに後ろを振り返るポン君が笑うまた「シー」「どこまで行くの?」慌てて戻る一人になったvaloは「ピー!」と大声で泣くまだ歩けないし、飛べないうずくまって母親に伝えるし
2016年08月12日 21:46
いつも後になってやっとわかる怒ってばかり「何を興奮してるの?」見開いた目の、あまりに無垢な訳「どうして言うこと聞かないの?」言葉が通じないから鳥だからそんな理由は超えているつもりでまるで一方的で正も悪も見極めているつもりでやっと知る「チョーチャン、ハルー!」何度もvaloが繰り返したフレーズ相手をしてほしいためのポン君の真似似ていると笑っていた笑うとvaloも喜んでいると思っていた今一階で無言のvaloきっと、もう二度とcho-ちゃんとharuの名は呼ばないいつしか覚えた外を飛び回る鳥たちの鳴き声機械音の雄叫びは抑えきれない悲しみの大きさ幼いvaloが見たのは、今は亡きオカメのプーちゃんだけ他
2016年08月11日 18:47
最近のharuはどこか上の空寄りつくことも少なくなってほとんどがcho-ちゃんの籠の上すっかり保護色壁の白色と重なって僅かな存在は朱色の嘴と黒色の瞳背を向ければ姿は消えるあれだけ鳴き続け求め続け寂しがり屋だったharu寒い冬が何より嫌い今度は暑い夏のせい?それとも何か高貴な使命を思い出しあまりに小さな現実に戸惑っているのかそれともポン君がcho-ちゃんを可愛がり過ぎてすっかり拗ねてしまっているのかそれとも生まれた時を想い生みの母、兄弟達を懐かしんでいるのかいつも傍で遊び回りいつしか身を寄せて眠っていたあのharuがもし自我の目覚めに想うのであれば嬉しいようで寂しいような親の気持ちなれどそこで網
2016年08月07日 09:28
(2015春)淡い毛並脚の動かないnikeは八兄弟の末っ子で誰よりも小さいくともちっとも気にせずポン君の餌やりギャーギャーと嘴を伸ばし必死にアピールでも立つこともままならず皆の影に埋もれてしまう他の兄弟はみるみる大きくnikeはますます小さく一番上の兄貴が先頭列を成し一番最後かなり遅れてnike這いつくばって羽で歩く枝にとまれず床で待つ最初は気に掛けていた兄弟の一羽もすっかり見放し知らぬ顔いつまで生きられるだろうか自然界ならもういないいつも後ろをスリスリスリスリあっちこっちに飛び始めた群れをただ眺めるある日上を見て羽ばたかせてみるきっとnikeは時を待っていた最初から、見事な飛行這いつくばって
2016年08月03日 19:24
(LINEスタンプ ヨウムのバロ2より)甘い呼び声は、雀苛立ち交じり、ヒヨドリついには、カラス気持ちに合わせ声色選ぶ篭から出ていつもの止まり木モジモジ、ソワソワ腰を落とし羽を広げるヨウムのバロ「クチュクチュクチュ」荒くなる息ソワソワソワソワもう止まらない嘴で指を撫で隙間から舌を出して頭を下げる「ごめんね、鳥じゃなくて・・・」鳥ならばバロに幸せを与えられるだろうか頭を撫でるのが、せいぜいエゴとか駆け引き、折り合い急に世間の臭さが入ってきて嘲笑うバロは必死に奥の間へと誘うやり切れず、振り払えば無垢なヒヨドリ戸惑い、不安の叫び戻れない置き去りにされ悲痛の叫びもう二度と会えないかのよう大人しくなった駕
2016年08月02日 22:53
バロはいつも鳥籠で大騒ぎ(LINEスタンプ ヨウムのバロ2 mitsu-zo より)「ピー!ピー!ピー!」出せ!出せ!出せ!「うるさいよ、バロ」すっかり覚えて「ウルサイヨ、バロ」と先回り挙句、一羽だけ一階へ引っ越し「チョーチャン、ハルー」が今の口癖リビングの錦花鳥の名を呼ぶそれを叫んでいる時は怒られないと知っている朝まだ暗い鳥籠扉の向こう雀達のおしゃべり聞き耳を立てて皆が去った後「ピヨ!ピヨ!」「ピヨ!ピヨ!」お気に入りか、いつまでも繰り返す昼暑さで気が滅入るはずが一人で時間を持て余すのかヒヨドリに「ピー!ピー!」かなりの寂しがり思わず同情篭から出すと、もう女王様渡す遊び道具も力づくグイッと引
2016年07月30日 08:04
cho-ちゃんの次にポン君に育てられたyuruポン君がcho-ちゃんを可愛がる横でcho-ちゃんがポン君に甘える姿を目の当りにcho-ちゃんとポン君の関係に憧れを抱き頬を赤らめ一日一日を一時一時を耐えているうちにいつの間にか立派なオスになっていて「ぴよ、ひょろひょろひょろろ」「ぴよ、ひょろひょろひょろろろ」誰に教えてもらった訳でなくパーティーの始まり大きく歌声を奏でますそこここでyuruを叱り、追いやっていたcho-ちゃん次第に、突かなくなり次第に、目が離せなくなり次第に近付いて届くはずのなかった想いは成就し驚くポン君の前声は一つに重なります気ままなcho-ちゃんyuruが求める時はポン君の手
2016年07月26日 19:42
(LINEスタンプ 錦花鳥のチョーちゃんより mitsu-zo)I四日目の朝変わらずcho-ちゃんはうつむいたまま昨日の厳しい日差しは不気味に姿を消していていつまで経っても暗い部屋目が合うとharuの声が響き渡る冬の凍えそうな脚夏の暑さが嬉しいのかcho-ちゃんと同じ定めに動かされているのかポン君がそっと手を伸ばすいつもならすぐに飛び乗るはずがじっと、うずくまったまま真ん前まで差し出し飛び落ちるような一跳ねやっとポン君の手の平に納まる「冷たい・・・」何度もこんな状況は見て来たはずなのにいつだって、三日後には「ペー」と鳴いてくれたのに今度ばかりはcho-ちゃんの生命力をcho-ちゃんの未来を信じ
2016年07月24日 08:37
絵*LINEスタンプ 錦花鳥のチョーちゃん (mitsu-zo)朝窓を開けると一斉にセミの鳴き声が押し寄せる負けないよう白い戦士、haruの止まない鳴き声隣の籠で動かないcho-ちゃん愛おしさは年々どんどんと膨れ何度も苦しみと戦う姿を見て来てもずっと続くように錯覚して小さな小さな身体なのに幸せの大きさは何よりも大きくて陽が上がろうとセミは衰えずharuももう三日、ほとんど動かないcho-ちゃんの横で相変わらず鳴き続け「cho-ちゃん、しんどいから静かにしといて」嬉しそうに見上げる顔鳴き止むのは束の間ますます激しくなる羽の潤いもない目は細くなりお腹は下膨れ一度骨折した右脚思うように動かないもどか